看護師の勤務時間!3交代制と2交代制おすすめは?徹底解説!


看護師の勤務はとても特殊で、3交代制や2交代制など職場によって様々な勤務形態があります。そのため、実際働いてみて「こんなはずじゃなかった。」と後悔する人も。

看護師の勤務
看護師の勤務には大まかに4つの体制があります。
働く職場によって、どの体制を取るのかが異なってきます。同じところで長く働くには、職場がどのような勤務体制をとっているのかが重要なポイントです。
では、さっそく勤務の種類・メリット・デメリットを見ていきましょう。
3交代制
病院で働く場合に多いのが、この3交代制と後で説明する2交代制です。
3交代制は、24時間を日勤・準夜・深夜に分け勤務交代します。どのように時間を分けているのか、具体的な時間がこちらです。
3交代制のメリット
3交代制のデメリット
この勤務の最大の特徴が生活リズムの不規則さ。病院にもよりますが、忙しいところだと、こんな勤務になる事があります。

また、翌日休みでも前日が準夜だとこんな感じになります。

2交代制
2交代制の勤務はとってもシンプル。日勤・夜勤の2つのみです。
2交代制のメリット

2交代制デメリット

変則2交代制
変則2交代制は、3交代制と2交代制の間のような勤務です。
変則2交代制の特徴は夜勤が2交代制よりも短い分、ロング日勤の人が夜勤まで受け持ちをします。そのため、一番大変なのはロング日勤の人です。
変則2交代制のメリット
変則2交代制デメリット

オンコール
OPE室や、施設、訪問看護で多いのがオンコール。オンコールは職場ではなく、自宅で待機する勤務です。
オンコールは病院・施設が休みの日や、夜間帯の勤務として振り分けられます。
オンコールのメリット
オンコールのデメリット


勤務時間を見比べてみよう
それぞれの勤務時間を比較してみましょう。
勤務 | 勤務時間 |
3交代制 | 全ての勤務が8時間~ |
2交代制 |
日勤:8時間 夜勤:14時間~ |
変則2交代制 |
日勤:8時間~ ロング日勤:11時間~ 夜勤:11時間~ |
オンコール | 待機時間による |


おすすめ勤務はどれ?
色々な勤務体制がある中でおすすめするのは2交代制です。その理由がこちらです。
生活リズムをつけやすい
3交代制だとやっと勤務が終わったと思えば、また深夜に出勤。準夜終わったら少しねてすぐに仕事と、勤務の時間が細かすぎる分ものすごく不規則な生活となります。そのため、「あれ?明日何勤務だっけ?」「今日いつまで休んでていいんだっけ。」と勤務の把握だけでも大変です。
一方、2交代制は日勤・夜勤の2パターンだけなので、3交代のような連続した勤務はありません。そのため、生活リズムをつけやすく身体的にも負担は少ないと思います。

プライベートを充実する事ができる
過酷勤務の看護師にとってこれは重要ポイントです。2交代制の休みは丸1日確保できるので「何時から○○をしよう!」と確実に予定を立てられるのが魅力です。人によっては休みの前日に遊びに行って、休みはゆっくり寝るって方もいます。

イベントがないので長時間夜勤も頑張れる
2交代の夜勤は長時間ではありますが、検査・手術・ケアなどのイベントは日中で終わるので、変則2交代のロング日勤と比べて楽です。もちろん、急変時など何かトラブルがあればすごく大変ですが、夜勤が終われば翌日ゆっくりと休めるので、それに向けて頑張る事ができます。

自分に合った勤務を選択しよう
施設設備・人間関係・職場環境など様々なところを見て職場を決めていくと思いますが、見逃しがちなのが勤務体制です。私の周りでは、職場の勤務が合わずに心身のバランスを崩してしまう人が結構いました。

まとめ
・看護師の勤務には、3交代・2交代・変則2交代・オンコールなどがある。
・おすすめはプライベートを充実する事のできる2交代。夜勤は長時間だが、翌日ゆっくりと休めるので頑張れる。
・それぞれメリット、デメリットがあるので自分に合った勤務を選ぶことが、今後の自分のためにもとても大事。
自分に合った職場で充実した看護師ライフを過ごしてくださいね。